推拿療法手順
はじめに
東洋医学では、「邪気」というものによって身体のバランスが崩され病気に なるとされています。「邪」は邪悪を意味し、「気」は気血を意味します。
「邪気」は7つあり、「寒の邪気」・「暑の邪気」・「風の邪気」・「湿の邪気」 ・「熱の邪気」・「燥の邪気」・「火の邪気」に分けられます。例えば「風邪」と 呼ばれる風の邪気は、「風門」穴から体内に侵入し「風池」穴に溜まりカゼの 症状を引き起こし、「風府」穴に集まりカゼをこじらせます。逆に、経路にエ ネルギーが滞りなく流れ、六臓六腑が正しく機能することが健康とされていま す。この流れの道筋である経路には、ところどころ邪気の溜まりやすい場所が あり、それが経穴であると言われています。
私たちは普段の生活の中で、お腹が痛いと腹部に手を当て、頭痛があれば頭 を指圧したり、痛めたところを撫でたり揉んだりします。また、無意識的に経 穴を押したりしています。この自然の行為は人間の本能的な動作です。推拿は、 この人間の自然の動作から生まれた療法で、中医学で最古の歴史を持ち、それ は紀元前(殷の時代)に始まったとされています。すなわち、推拿療法は三千年以上の歴史を持ち現在でも多用されている古くて新しい療法なのです。
中国中医大学(国立の中国伝統医学の大学)では推拿科という専門分野があります。そこでは中国古来の推拿療法と西洋医学の研究を進め、推拿療法は飛躍的な発展をとげ、治療の適応範囲も拡大しました。大学病院では診療科目に外科・整形外科とならんで推拿科もあります。
Ⅰ 推拿の基本
1 気
推拿療法を行う上で大切なことは、適切な診察検査「四診法」により患者さんの症状を的確に把握することと、それに合った手技手順と適切な経穴を選択することです。
これらの組み合わせは多種多様であり、短期間でマスターすることは大変なことです。そこで、基本的な推拿手技を選択し「全身に施す手順」をマスタ、ーし「全身に推拿を施す」ことにより「全体の気血の流れ」をスムーズにすることができます。このことよって、自然治癒力を増強させ不快を改善し、健康体を維持していくことができるのです。
施術前における「四診法(望・聞・問・切診)の運用と「九気」の病とし」て「外感」と「情志」の気の「内傷」について黄帝内経素問の挙痛篇に付きのように記されています。
黄帝問曰、 余聞、善言天者、必有験於人。善言古者、必有合於今、善 言人者、必有厭於己。如此則道不惑而要数極。所謂明也。今余問於夫子、 令言而可知、視而可見、捫而可得。令験於己而発蒙解惑。可得而聞乎。
黄帝が尋ねた。
「私はこう聞いている。天についてうまく語る者は、必ず人についても証(あかし)を得る。古を語る者は、必ず今に合っていなければならず、人を語る者は、必ず自らをもって確かめられねばならぬ。このようであれば、道に惑うことなく、その本質や法則も究められるという。これこそが“明”というものであろう。
いま私は先生にお尋ねしたい。言葉として理解でき、目で見て確かめられ、手で触れて得られるような教えを賜りたい。それが自らの体験として証され、迷いが解け、理解が開かれるようなものであれば幸いである。これを聞くことは可能であろうか?」
岐伯再拝稽首対曰、何道之問也。
岐伯が再拝して頭を下げて答えた。
「これは何という深い問いでありましょうか。」
帝曰、願聞人之五蔵卒痛、何気使然。
黄帝が言った。
「人の五臓に急な痛みが生じるのは、どのような“気”によるのか、それを聞きたい。」
岐伯対曰、経脈流行不止、環周不休。寒気入経而稽遅、泣而不行。客於 脈外則血少、客於脈中則気不通。故卒然而痛。
岐伯が答えた。
「経脈(けいみゃく)は常に巡り流れて止まらず、全身を絶えず循環しています。しかし寒気が経脈に入り込むと、流れが滞ってしまいます。涙が流れるように行かず、外の脈に入ると血が不足し、脈の中に入ると気が通じなくなります。それゆえ、突然の痛みが起きるのです。」
帝曰。其痛或卒然而止者。或痛甚不休者。或痛甚不可按者。或按之而痛 止者。或按之無益者。或喘動応手者。或心与背相引而痛者。或脇肋与少腹 相引而痛者。或腹痛引陰股者。或痛宿昔而成積者。或卒然痛死不知人、有 少間復生者。或痛而嘔者。或腹痛而後泄者。或痛而閉不通者。凡此諸痛、 各不同形。別之奈何。
黄帝が言った。
「痛みにはいろいろな種類がある。たとえば、急に始まってすぐ止まる痛み、激しくて長く続く痛み、押さえられないほどの痛み、押すと和らぐ痛み、押しても効かない痛み、脈が動いて手に応える痛み、心と背中が引かれるように痛むもの、わき腹と下腹部が引き合って痛むもの、下腹部から脚の内側に引くような痛み、長年の痛みがしこりになるもの、突然気を失い死んだようになり、しばらくして蘇るもの、痛みとともに嘔吐するもの、腹痛の後に下痢するもの、痛んで排便ができなくなるものなど、痛みの形はさまざまである。これらの違いはどう見分ければよいのか?」
岐伯曰、寒気客於脈外則脈寒、脈寒則縮蜷、縮蜷則脈絀急、絀急則外引 小絡。故卒然而痛。
寒気稽留、炅気従上、則脈 充大而血気乱。故痛甚不可按也。寒気客於腸胃之間、膜原之下、血不得散、小絡急引。故痛。按之則血気散。故按之痛止。
寒気客於侠脊之脈、則深按 之不能及。故按之無益也。寒気客於衝脈。衝脈起於関元、随腹直上。寒気 客則脈不通。脈不通則気因之。故喘動応手矣。
寒気客於背兪之脈、則脈泣、 脈泣則血虚、血虚則痛。其兪注於心。故相引而痛。按之則熱気至、熱気至則痛止矣。寒気客於厥陰之脈。厥陰之脈者、絡陰器、繋於肝。
寒気客於脈中、則血泣脈急。故脇肋与少腹相引痛矣。厥気客於陰股、寒気上及少腹、 血泣在下相引。故腹痛引陰股。寒気客於小腸膜原之間、絡血之中、血泣不 得注於大経、血気稽留不得行。故宿昔而成積矣。寒気客於五蔵、厥逆上泄、 陰気竭、陽気未入。故卒然痛、死不知人。気復反、則生矣。寒気客於腸胃、 厥逆上出。故痛而嘔也。寒気客於小腸、小腸不得成聚。故後泄腹痛矣。熱 気留於小腸、腸中痛、癉熱焦渇、則堅乾不得出。故痛而閉不通矣。
岐伯が答えた。
・寒気が脈の外に侵入すれば、脈が冷えて縮まり、細く急になり、小さな血管を引きつけるため、急に痛みが起こる。温めると痛みはすぐ止まる。
・寒に繰り返しさらされれば、痛みは長く続く。
・寒気が経脈の中に入ると、体内の温気とぶつかり、脈が膨れて、押しても痛む。
・寒気が腸胃の膜の下に入ると、血が巡らず、細絡が引きつけられて痛む。押すと血気が散じて痛みが止まる。
・寒気が背中の侠脊(きょうせき)という脈に入ると、深く押しても届かず、効果がない。
・寒気が衝脈(しょうみゃく)に入ると、気の流れが滞り、呼吸が乱れ、脈が手に応えるように動く。
・寒気が背中の兪脈に入ると、血が不足して心と背中に引きつるように痛む。温めると治まる。
・寒気が厥陰(けついん)の脈に入ると、わき腹と下腹部が引き合って痛む。
・寒気が陰部から脚へと入り、下腹部と引き合うと、下腹部から陰股(脚の内側)へと引く痛み
・寒気が小腸の膜下の血絡に入ると、血が大経に流れず、気血が滞ってしこりができる。
・寒気が五臓に入って、陰気が尽き、陽気が入らなければ、急に倒れて意識を失い、死んだようになる。気が戻れば蘇る。
・寒気が腸胃に入って、逆気が上へ上がると嘔吐を伴う。
・小腸に寒気が入り、気がまとまらず、下痢と腹痛を起こす。
・熱が小腸にこもると腸が痛み、乾燥して便が出ず、排便困難で痛む。
帝曰、所謂言而可知者也。視而可見奈何。
黄帝が言った。
「これこそ『言って理解できる』というものだ。では『見て理解する』とはどういうことか?」
岐伯曰、五蔵六府、固尽有部。視其五色、黄赤為熱、白為寒、青黒為痛。 此所謂視而可見者也。
岐伯が答えた。
「五臓六腑にはそれぞれの部位があり、五色を見ればわかります。黄色・赤は熱、白は寒、青・黒は痛みを示します。これが『見て理解する』ということです。」
捫而可得奈何。
黄帝が言った。
「では、『触れて理解する』とは?」
岐伯曰、視其主病之脈、堅而血、及陥下者、皆可捫而得也。
岐伯が答えた。
「病のある脈を触れて調べれば、堅さや陥み具合から判断できます。これが『触れて得られる』ということです。」
帝曰善。余知百病生於気也。怒則気上、喜則気緩。悲則気消、恐則気下。 寒則気收、炅則気泄。驚則気乱、労則気耗、思則気結。九気不同。何病之生。
黄帝が言った。
「なるほど、私は万病が『気』によって生まれることを知った。怒れば気が上がり、喜べば気は緩む。悲しめば気が減り、恐れれば気が下がる。寒さでは気が収まり、暑さでは気が漏れ、驚けば気が乱れ、労すれば気が尽き、思いすぎれば気が結ばれる。これら九つの気が異なるが、どのように病に関わるのか?」
岐伯曰、怒則気逆、甚則嘔血及飧泄。故気上矣。喜則気和志達、栄衛通 利、故気緩矣。悲則心系急、肺布葉挙、而上焦不通、栄衛不散、熱気在中。 故気消矣。恐則精却、却則上焦閉、閉則気還、還則下焦脹。故気不行矣。 寒則腠理閉、気不行。故気收矣。炅則腠理開、栄衛通、汗大泄。故気泄。 驚則心無所倚、神無所帰、慮無所定。故気乱矣。労則喘息汗出、外内皆越。 故気耗矣。思則心有所存、神有所帰、正気留而不行。故気結矣。
岐伯が答えた。
・怒れば気が逆上し、ひどいと吐血や下痢を起こす。
・喜べば気が和らぎ、精神が安定し、栄養や気血が巡る。
・悲しめば心が緊張し、肺の葉が上がって上焦が塞がれ、気が消耗する。
・恐れれば精が下がり、上焦が閉じ、気が逆流して下焦が張る。
・寒ければ皮膚が閉じ、気が行かず、気が収まる。
・暑ければ皮膚が開いて汗が出、気が漏れる。
・驚けば心に頼る所がなく、神が帰る所なく、気が乱れる。
・労すれば息が乱れ、汗が出て、内外の気が共に尽きる。
・思いすぎれば心が一点に留まり、気が結ばれて行かなくなる。
「黄帝内経素問挙痛論」より(翻訳はChatGPT 2025年6月12日アップデート)。
上記の「黄帝内経素問挙痛論」にある推拿の「得気」に関する記述(マーカー部)には、「背部の脈にに寒気が侵入すると血行が悪くなる。血行が悪くなると血 が不足して痛むのである。心と背部は関連があるので、互いに引き台うように 痛む。これには按圧すると、熱い気が出て患部に至り、痛みが止まるのである。」 と記されています。
「得気」については「推拿基本手技」の3 施術効果と得気を参照してください。
病気から回復するには、健康な体に戻ろうとする患者の精神力も重要ですが、 施術をする側の精神的な要素が大切なのです。
昔から中医師が生徒に伝える大切な心構えとして「医者的正気、攻患者的邪 気」という言葉ああります。これは「医者の正気をもって、患者の(身体の) 邪気を攻め(て制す)る」という事で、施術する側の精神の重要性を伝えてい ます。
施術者の精神的な要素を推拿では「心・意・気」という3つの言菓で簡潔に 表現しています。この場合、「心」は精神の集中、「意」は意識とかイメージ で、「気」は経絡を流れる気のことを指します。すなわら、施術者は精神を集 中し、また意識的に気を自分の手に集めて、圧痛点や経穴に気を注ぎこみなが ら、手に力を込めていかなければならないのです。
「気」を注ぎこむ理由は、患者の体の気が流れが悪いからです。病気やケガ をしている人は、経絡を流れる気が滞り、経穴に気が不足しています。特に痛 みの中心となる圧痛点は、気が不足しているか、気が乱れています。だから、 気の不足を、施術者の気で補う必要があるのです。
「心・意・気」を用いずに、いきなり手に力を入れると、勢いだけの力まか せの施術になって、力を入れているわりに表層にしか及ばず、効果がないばか りか、患者の皮膚・筋肉・関節・内臓などに損傷を与え、手技による事故を引 き起こすことにもなりかねないのです。施術者は常に「心・意・気」を用いな がら、手に力を込め、気と力を結合させるよう配慮しなければならないのです。
2 力
推拿の手技は、手を用いて「力と気」を患部や経穴に注ぎ込む療法でです。しかし、ただ漠然と 「力」を入れれば良いというわけではありません 。「力」を効率的に注ぎ込むのでなければ意味がありません。そこで「力」を用いる際に注意を払う5つの原則があります。

- 持久
1つの手技を施術している最中は、その力加減は常に一定の力として、持続しなければなりません。生理学では、刺激は一定の時間、一定の強度を保つことによって、体の組織の反応を引き出すことができるとされています。持久により、患者の体内の気が、施術者の手技に反応を示します。 - 有力
施術者が様々な手技を用いる時、それに必要な「力」を持っていることを要 求されます。したがって、施術者自身が健康に注意し、体力を持続することが施術をする上での必須条件になります
手技に用いる力は、大きければ人大きいほど良いというわけではありません「過ぎたるは、猶及ばざるが如し」(論語)といいますが、推拿療法においても同じで力の量が足りないと効きめがなく、力の量が大き過ぎると力の浪費にもなり、かえって患者の体に損傷を与える恐れがあります。 常に適度な刺激量を考えて施術することが大切です。
また、患者は男性か女性か、大人か子供か、若者かお年寄りか、体力強健なタイプか虚弱なタイプかなど、患者が強い圧力や刺激を受けとめる体 力の持ち主かどうかを考慮して、力の入れ方を加減する必要があります。

- 均等
同時に左右の母指を使って押圧する場合は、左右の指にかかる力が均等でなければなりません。同様に、片方の手の何本かの指で押圧する場合も、すべての指の圧力が均等になるようにします。
また、手技を行っている時、手の動きが規則正しく、リズミカルであること、手の動きの速度が一定でなければなりません。 - 柔和
推傘療法においては、力任せに押したり、揉んだりする粗暴な施術は絶対に避けなければなりません。大切なことは、「剛中有柔、柔中有剛」の精神です。
それは、強く重く手技を施す時でも、その中に柔らかさを合わせもら、逆に軽く柔らかく手技を施す時でも、その中に強さ重さを合わせもつように意識しながら、柔軟な思考と柔軟な手の動きで手技を用います。そのためには習練を積 む必要があります。 - 深透
患部または経穴に用いた力は体の表層に留まるのではなく、深く浸透して病気が潜んでいるところまで届かなければならなりません。重い手技を用いても決して硬くぎこちなく、軽い手技を用いても力が表層だけに留まらず、深く浸 透させることが推拿のポイントなのです。
患部が深いところにある場合もあれば、浅いところにある場合もあります。ですから施術をする際に、病の潜む場所が深いところなのか浅いところなのか を確認し刺激の量を考える必要があります。
3 範囲
推拿の手技を施す範囲は、患部やその周辺だけではありません。推拿療法の目的は、患者の局部的な痛みを止めるだけでなく、経絡の通りを良くして、経絡を流れる気の動きを正常に戻し、根本的に病気を治すことにあります。ですから、手技を用いる部位の節囲は、患者が苦痛を感じている患部と経絡で繋がっている箇所を含むことになります。例えば患部が膝の場合、膝だけでなく大腿部も下腿部にも手技を施します。

- 坐位の場合
○首の疾患=施術範囲……首中心……頭から肩まで
○肩の疾患=施術範囲……肩中心……首から肘まで
○肘の疾患=施術範囲……肘中心……肩から腕まで
○腕の疾患=施術範囲……腕中心……肘から指まで - 伏臥位の場合
○首の疾患=施術範囲……首中心……頭から肩まで
○腰の疾患=施術範囲……腰中心……背中から股関節まで
○股関節の疾患=施術範囲…股関節中心…腰から膝まで
○膝の疾患=施術範囲……膝中心……股関節から踝まで
○足首の疾患=施術範囲……足首中心……膝から趾まで - 仰臥位の場合
○首の疾患=施術範囲……首中心……頭から肩まで
○膝の疾患=施術範囲……膝中心……股関節から足首まで
○足首の疾患=施術範囲……足首中心……膝から趾まで
Ⅱ 禁忌
次の症状の患者には、施術ができません。
○腫瘍性 ○感染性 ○出血性 ○皮膚病 ○悪性腫瘍
○骨折前期 ○激しい運動直後 ○極度の疲労
○脳出血の発作から2週間以内 ○精神病の発作中
○空腹時、満腹時、食後1時間以内 ○泥酔時
○妊娠中、生理中 ○体内外出血中
Ⅲ 推拿の手順
1 顔面・頭部・頚肩
行程1
印堂・攅竹
【按法】
手技:中指を印堂、示指と薬指を攅竹に当てて軽く押しながら徐々に力を入れていく。

行程2
眉弓部〔眉毛と眼球の間〕
【点法】手技:両手の示指・中指・薬指6本の指面を眉毛の下、眼球との境目に当てて軽く押す。徐々に力を入れ、指尖と骨と眼球の間に軽く食い込ませていく。

行程3
上星・攅竹・清明・迎香・顴髎
【按法】
手技:拇指を上星、示指を攅竹、中指を清明、薬指を迎香、小指を顴髎に当て、全ての指に均等に力を入れ ていく。

行程4
太陽
【按法】
手技:左右の太陽穴に両手の示指を当て、他の指は自然に軽く添える。
示指に徐々に力を入れていく。

行程5
迎香
【按法】
手技:両手の中指の指面を迎香に当てて軽く押しながら徐々に力を入れ ていく。

行程6
攅竹・太陽
【抹法】
手技:両手の拇指面を攅竹に置き、そこから太陽までゆっくり眉毛の上を撫でていく。一方向を繰り返していく。

行程7
眼球刺激
【抹法】
拇指面を瞼の内側(鼻の脇)から眼球に沿って目尻まで瞼の上を軽く撫でていく。内側から外側への一方向を繰り返していく。眼球を傷つけないよう、軽く行う。

行程8
前額刺激
【抹法】
手技:額の中央に両拇指を当て、側頭部に向けてゆっくり撫でていく。
拇指面を少しずつずらしていく。内側から外側への一方向を繰り返していく。

行程9
側頭刺激【振法】
手技:大魚際(拇指の付け根)を側頭部に当て、手首の力を抜き、振動を与えるように刺激を行い、側頭部の筋をほぐしていく。患者が腫れぼったく温かい感じを覚えるまで続けていく。

行程10
両耳刺激【捏法】※扯法ともいう
手技:両耳の後ろに両手の示指・中指・薬指・小指面を当て、耳の全面に拇指を置き耳を包む。耳の付け根から外側へ向かって圧を掛けながら耳を引っ張るようにして指をずらしていく。耳は沢山の経穴が集まっていて全身へつながっており、体中の気血の流れをスムーズにし、血液循環を促す

行程11
上星・百会【按法】
手技:両拇指尖を少し離し、上星のあたり(髪の生え際)に置き、そこから頭の中心線に沿って督脈上を百会まで指圧していく。一指分ずつずらしていく。一方向で2~3回行う。

行程12
頭部膀胱経刺激【按法】
手技:行程11の督脈の2~3寸外の膀胱経を両拇指尖で指圧していく。左右同時に一指分ずつずらしていく。一方向で行い、2~3回繰り返して 行う。

行程13
頭部全面から頭頂部刺激【按法】
手技:両手指を開きお互いに組み合わせる。10指の第二関節を曲げ、指尖に力を入れ、頭部前面(髪の生え際)から頭頂部(百会)に向かって一指分ずつずらしていき、頭部全体経穴に刺激を与えていく。

行程14
頭髪根刺激【撃法】
手技:両手指を開き、力を抜いて、髪の毛根を刺激するよう、軽く叩く。頭部全体をまんべんなく行なっていく。指面で行う。

行程15
風池【中指点法】
手技:両中指面を後頭部左右の風池に当て、最初は軽く、徐々に力を入れていく。右の風池から右目に、左の風池から左目に気が通り抜けていくように行う。瞼が温かく感じるまで行う。

行程16
坐位による風池刺激【按法】
手技:患者を座らせ、後方より両拇指面で左右の風池を押す。風池から印堂に気が通り抜けていくように行う。頭部の血流が促進する。

行程17
肩井【按法】
手技:両拇指面を左右の肩筋肉のやや中央部にある肩井に当て、最初は軽く、徐々に力を入れて指圧する。
3~5秒押したら指をゆっくり離す。
肩が温かく感じ(得気と言う)るまで行う。肩井から足心に気が通り抜 けるよう圧する。

行程18
肩井つまみ刺激【拿法】
手技:両拇指側面を肩井に当て、他の両四指を肩前面に置き、つまみ上げるようにする。やや痛みを感じる位がよい。肩が腫れたような熱くなった様な感じ(得気)まで行う。

行程19
頭髪根刺激【四指叩法】
手技:両手を大きく開き脱力し、拇指を除く八指を用いて、両手を交互に使って軽く叩くように頭髪を刺激していく。一ヶ所を5秒程度叩いたらずらして頭部をまんべんなく行う。

行程20
頭部前面刺激【五指按法】
手技:片手を大きく開き、髪の生え際から頭頂部百会に向かって、一指分ずつずらしながら五指で押していく。一方向で行い、2~3回繰り返して行う。指面に均等に力を入れる。
最初は軽く、徐々に力を入れていく。もう片方の手は後頭部を押さえる。

行程21
百会叩き【叩法】
百会・労宮
手技:片手の手掌の中心(労宮)を用いて頭頂部百会を軽く叩いていく。軽く叩くことにより労宮から出た気が百会から入り、体内の清気を頭部に上昇させ、脳の働きを活性化する。強く叩くと首を痛めるなど危険なので充分注意する。

2 下肢
行程22
下肢三陽経刺激【全掌推法】
手技:片手指を軽く開き、手掌で患者の下肢外側(前脛骨筋)の三陽経を撫で上げていく。両下肢を行う。胃経では頭・顔・鼻・口・胃腸・神経痛に、胆経は頭・目・耳・胸側部・肝・胆・腰・足・発熱に、膀胱経は頭・目・鼻・腰・背中・肛門・神経症・発熱に効果あり。

行程23
大腿陽明胃経刺激【手根柔法】
梁 丘・陰市・伏兎
手技:行程22の続き。片方の手根を用いて股の付け根から膝上まで円を描くように押し揉みし、股の外側の筋肉をほぐしていく。上から下方に向かって揉み下ろす。両下肢を行う。梁丘は腹痛・下痢・膝痛に、伏兎は神経痛・膝痛・半身マヒに効果あり

行程24
下肢太陰脾経刺激【三指摩法】
三陰交・漏谷・地機・陰陵泉
手技:拇指を除く三指または四指でスネ(脛骨)の内側に沿って腓腹筋の内側を螺旋を描くように回し揉みをする。膝足首から足付け根に向かって行う。足の太陰・少陰・厥陰の三つの陰経が交わるので三陰交という。

行程25
少陽胆経刺激【両拇指摩法】
手技:両手十指を用いて大腿部外側上方から膝を通過して足首まで回し揉みをしていく。両拇指に力の八割で他の両四指には力の二割程度で行う。大腿部では大腿四頭筋の外側筋肉を、膝下は前脛骨筋を押し揉むようにする。もう片方の足も行う。

行程26
太陽膀胱経刺激【拿法】
手技:患者はひざを立てるようにして外側に倒す。大腿部の内側を股の付け根あたりから膝裏を通って足首まで掴み揉みを行う。股の大内転筋をほぐし、膝裏を回し揉み、膝下の腓腹筋・ヒラメ筋・アキレス筋へと揉み降ろしていく。筋肉全体を揉みほぐしながら大腿部真後ろの太陽膀胱経に刺激を与える。

行程27
膝合掌揉み【柔法】
手技:両手掌で膝を包むようにして円を描くように回し揉みを行う。膝上の股の前面下部まで行い、内側側副靭帯や外側側副靭帯周辺の血行を促し、靭帯損傷に効果を上げる手法。膝が温かくなるまで行う。

行程28
膝回旋【揺法】
手技:片手で足首を持ち、もう片手は膝のお皿(膝蓋骨)のすぐ下に当て足首を持ち上げ膝を曲げる。両手で円を描くように膝を回旋させる。軽くゆっくり回す。右回り左回りとも行う。もう片方の膝も行う。

行程29
膝伸ばし【抜伸法】
手技:片手で足首を持ち、もう片方の手を膝蓋骨下に当てる。初めに膝を曲げ、その後、膝を伸ばすように、膝側の手を押し、足首側の手を引くようにし、膝関節を伸ばす。軽く4 ~5回引く。

行程30
足伸ばし【抜伸法】
手技:片手で足首を持ち、もう片方の手で膝蓋骨下に当てる。初めに膝を曲げ、その後膝を伸ばすように引っ張る。いきなり強く引かないこと。膝関節や靭帯を痛めることもある。軽く4~5回引く。仙腸関節痛にも効果がある。

行程31
陽明胃経刺激【撃法】
手技:両手の力を抜き、股(モモ)の外側を叩く。指側面を用いて叩いてもよい。または手を軽く握って中に空気を入れるようにして拳で叩いてもよい。弱めに叩く。股の付け根から膝上まで行う。両下肢を行う。

行程32
太陽膀胱経刺激【両拇按法】
承夫・殷門・委中・承筋・承山
手技:大腿部裏面中心線の太陽膀胱経を承夫から殷門・委中・委陽・承筋・承山を通過してアキレス筋の外 側まで拇指押圧する。

行程33
太陽膀胱経刺激【滾法】
手技:手の甲を転がすようにして、モモ裏で股の付け根の承夫から下に向かって揉みほぐしていく。上から下に向かって一方向で行う。

行程34
少陽胆経刺激・風市【按法】
手技:両拇指を風市に当て圧する。両拇指から風市を通り大腿内部に気が入り込むようにゆったりと圧する。風市を中心に、得気が大腿部に広まる感じがあるまで行う。行程33と行程34をセットにして反対側の足も行う。

行程35
下腿・大腿後面【推法】
手技:片手掌で足首から静脈方向に膝裏へ向かってさする様に撫で上げる。さらに、股裏面外側を上部から膝裏へとさすり下げる。それぞれ数回行う。

行程36
下腿部刺激【按柔法】
手技:片手で足首を持ち、もう片手の拇指は膝裏の委中に当てる。足首を持ち上げ膝を曲げることにより張った筋肉が緩む。しこりや張りを探りながら分筋する。分筋とは、もつれた糸のように固まった筋肉の繊維をほぐして分けること。経穴は行程32と同じ。

行程37
アキレス腱叩き【手刀撃法】
手技:片手で足首を持ち膝を曲げ、もう片方の手の指側面を使ってアキレス腱を叩く。軽く数回叩く。強く叩くと危険。足の神経マヒに効果がある。

行程38
足首関節伸ばし【抜伸法】
手技:うつ伏せになった患者の裏股に術者の膝を当て固定し、膝がくの字になるよう足首を上げ、上方に引っ張る。いきなり強く引かないこと。足首関節や靭帯を痛めることもある。軽く数秒間を4~5回引く。行程35~38までを1セットとし、片方の足も行う。

3 背部・腰部
行程39
太陽膀胱経刺激【柔法】
肺兪・心兪・膈兪・肝兪・胆兪・
脾兪・胃兪・腎兪・大腸兪・小腸兪
手技:手根を用い、患者の僧帽筋や広背筋を始め、深部の脊柱起立筋にまで作用するよう気を入れて螺旋を描く様に回し揉みを行う。肩から腰に向かって一方向で2回行う。反対側も行う。

※脊柱起立筋=腸肋筋(頚腸肋筋・胸腸肋筋・腰腸肋筋) 最長筋(頭最長筋・頚最長筋・胸最長筋)棘筋(胸棘筋)
行程40
肩井【按法】
手技:うつ伏せの患者の頭方向から両肩井に両拇指で押圧する。最初は軽く徐々に力を入れて行う。肩井から気が入り足裏の足心に通り抜けるように押す。得気を感じ、肩全体が 温かくなるまで続ける。

行程41
肩貞【按法・柔法】
手技:両手中指面を左右の肩貞に当
て、最初は軽く、徐々に力を入れて押圧する。また手根を使って肩貞の 周辺を回し揉みする。

行程42
太陽膀胱経【推法・按法】
大序・他は行程39参照
手技:背中の膀胱経は二列あるので、片側から両拇指を重ね押圧する。最初、大序から大腸兪まで押しながら滑り降ろし、次に一穴ずつ指圧していく。膀胱経刺激は内臓の機能を活 性化する。反対側も行う。

行程43
大腸兪【按法・推法】
手技:大腸兪を指圧し、そのまま骨盤の縁に沿って撫で降ろす。数回繰り返す。

行程44
胸椎矯正手技【分按法】
手技:それぞれの手が背骨(胸椎)を中心に左右に交差するように置く。片方の手は指先が頭部方向へ、もう片方の手の指先は腰部方向へ向く。手掌全体で持続圧を掛け、やや回旋させる。棘上靭帯と胸椎を伸ばし骨格のバランスを整える。急激な押圧(アジャスト)などは行わない。

行程45
胸椎・腰椎矯正手技【拳按法】
手技:両手で握り拳を作り、その指第二関節を脊椎の両脇のくぼみに当て圧を掛けていく。肩から背中を通り腰までいく。一方向で2回行う。

行程46
背部分筋【按法】
手技:施術者からみて患者の脊椎の向こう側の僧帽筋や深層筋(脊柱起立筋)に気を送るよう両手根をあて、筋を外側へ押し広げるように押圧揉みを行う。肩から背部を通り腰部まで行う。一方向で2回行う。反対側 も同様に行う。

行程47
背部掴み揉み【拿法】
手技:患者の背中の筋肉を掴む。肩から腰に向かって行う。背筋痛に効果がある。

行程48
背部側面掴み揉み【拿法】
手技:患者の横側から行い、脊柱の向こう側の筋肉を掴む。肩から腰へと2回行う。反対側も行う。背中全体が温かくなる。

行程49
皮膚摘み上げ【正手捏法】
手技:患者のせなかの皮膚を両手の拇指と示指で摘み上げる。一指分ずつ腰から肩方向へと進む。下から上への方向では自律神経失調症や胃痛・腹痛・生理痛に効果があり、上から下への方向では高血圧症に効果がある。

行程50
皮膚摘み上げ【側手捏法】
手技:行程49と同様な手技を患者の側面より脊椎の片側の皮膚を摘む。効能は前述。反対側も同様に行う。

行程51
督脈刺激【推法】
手技:督脈(脊椎)にそって上部から下部へと手掌を撫で下ろす。ゆっくりとやさしく行う。手掌を軽く開き、力を抜いて中指が背骨の中心をさぐるように進む。手掌(五本の指腹全体)に均等な圧がかかるようにする。

行程52
背部叩き【捶法】
手技:背部片側に片手掌を置き、もう片方の手は軽く拳を作り、置いた手甲を叩くことによって背中に刺激(振動)を与える。血行を良くする。

行程53
脊椎矯正手技【按法】
手技:両手を重ね、患者の脊椎に押圧を加える。肘を伸ばして体重を乗せるように2~3秒の持続圧を掛ける。上方から下へ2~3回行うことにより脊椎がまっすぐになる。

4 腰部・下肢
行程54
腰椎矯正手技Ⅰ【扳法】
手技:片手は患者の肩前面に、もう片方の手は腰(第四・第五腰椎棘突起)に当てる。肩の手を手前に引き、腰の手を押し出すように圧を加える。1~2回軽く捻って、リラックスさせた状態で3回目は大きく捻る。反対側も行う。

行程55
腰椎矯正手技Ⅱ【扳按法】
手技:片手を患者の股前面に当て、もう片方の手を腰に当てる。股の手を上方に引き上げ、腰の手を押す。要領は行程54と同じ。反対側も行う。

行程56
腰椎矯正手技Ⅲ【扳法】
手技:片手を患者の肩前面に当て、もう片方の手を腰に当てる。肩の手を向こう側に押し、腰の手を手前に引き寄せる。他は行程54と同じ。反対側も行う。

行程57
腰椎矯正手技Ⅳ【揺法】
手技:片方の手で患者の両足首を持ち、もう片方の手で両膝を持つ。両方一度に持てなければ片足ずつ行う。足首を持ち上げ、膝をくの字に曲げ、膝が円を描くように回旋させる。左回り4~5回、右回りも同様に行う。

行程58
下肢関節矯正手技【抜伸法】
手技:両手で患者の両足首を持ち、一度手前に押し出すようにして患者の膝を屈曲させた後、手前に引っ張り牽引する。1~2回軽くゆっくり行い、3回目で強く引っ張る。下肢の関節を緩める効果がある。

行程59
上肢さすり【推法】
手技:片手で患者の手首を持ち、もう片方の手掌で手首から腕、肩に向かって静脈方向に撫で上げる。撫で上げる時は手の甲側の三陽経、撫で下ろす時は手掌側の三陰経にそって行うと気血の流れを整え効果がある。

5 肩・上肢
行程60
肩棘上筋摘み上げ【拿法】
手技:肩部棘上筋を両手の拇指と示指で摘み軽く持ち上げる。最初は軽く、筋肉が緩んだら徐々に力を加える。手を離すときもゆっくりと行う。その後両手でそれぞれ左右の肩筋肉を持ち、代わる代わる右手を手前に引いたら左手を押すように交差揉みを行う。棘上筋や僧帽筋が弛緩する。

行程61
肩甲骨矯正法【拿法】
手技:片手を患者の方に置き、もう片方の手の拇指を除く四指の尖端を肩甲骨の内側に食い込ませるように入れ、外側に引っ張る。2~3回移動する。肩が軽くなる。反対側も行う。

行程62
上腕二頭筋五指揉み【拿法】
手技:片手は患者の手を持ち、もう片方の手の五指を用いて患者の脇の下から肘まで上腕二頭筋を揉みほぐしていく。上から下へ向かって2~3回行う。

行程63
上腕二頭筋刺激【滾法】
手技:片手は患者の肘を持ち、もう片方の手の甲を転がすように肩から肘に向かって一方向に按摩する。4~5回行う。反対の上腕も行う。

行程64
上腕筋撫で分け【抹法】
手技:患者の肩から肘を通過して手首まで太陽系に沿って行う。両拇指を中心から外側へ撫で分けるようにし、肩から2~3回行う。反対側も行う。

行程65
指関節矯正法【搓法】
手技:片方の手で患者の手首を持ち、もう片方の患者の指を丸めるように指の第一・第二関節を内側に屈曲させる。次に戻すように開かせる。この動作をリズミカルに行う。指関節を緩め、動きを良くし、腱鞘炎や関 節炎に効果がある。

行程66
肩関節矯正法Ⅰ【抖法】
手技:両手で患者の手首を持ち、手前に引っ張るようにして振動を与えるように細かく振る。肩関節を緩め 肩関節障害に効果がある。

行程67
肩関節矯正法Ⅱ【按頭法】
手技:施術者の中指・薬指・小指で患者に対応する指を持ち、拇指と示指で患者の示指を持つ。施術者のもう片方の手は患者の肘に当て、患者の腕を直角にする。指を掴んだ方の手の肘を患者の肩に当てる。先ほど肘に当てた施術者の手は患者の頭を軽く押す。肩に置いた施術者の肘は患者の肘方向へ移動すると同時にさらに患 者の頭を押す。

行程68
肩関節矯正法Ⅲ【抜伸法】
手技:患者の手首を持ち、上方に引き上げる。急激に無理に引っ張らないように気をつける。肩関節が緩み関節障害に効果がある。(上方に振るように引き上げ、患者が首の力を抜くと、頸椎の矯正にもなり肩凝りやムチ打ち症にも効果が現れる)

行程69
指関節矯正法【抜伸法】
手技:片手で患者の手首を持ち、もう片方の拇指と示指の側面で患者の拇指から小指まで一本ずつ揉みながら引っ張る。小指まで行ったらまた拇指に戻り2回繰り返す。指関節が 緩み腱鞘炎に効果がある。

行程70
肩関節矯正法Ⅳ【柔法】
手技:両手掌患者の肩を包むようにし回し揉む。右手と左手を逆回しにして行うと効果的。肩部周辺の筋がほぐれ関節が緩み動きが良くなる。右回り左回りそれぞれ20回程度行う。反対側も行う。

行程71
頸椎矯正法【合拿法】
手技:両手の五本指を互いに組ませて患者の首後部に当てる。手根を用いて挟み揉みながら持ち上げる。揉む・挟む・持ち上げる・離すの行程を繰り返すことにより、首の筋が緩み頸椎が矯正される。血行がよくなり。頭もすっきりする。

行程72
仕上げ・肩たたき【拍法】
手技:片手で患者の方を叩く。手は軽く内側に曲げ、肩と手の間で空気を捕らえられるように叩く。肩全体 を叩く。強く叩かない。
