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各関節の仕組み

各関節の仕組み

O脚矯正を行うに当たって必要な知識である関節の仕組みについて説明をしていきます。
まず始めに凹凸の法則と言われるものがあります。この法則は関節の動きを説明するに当 たって必要な知識になります。

凹凸の法則

関節の種類は様々ですが、多くの関節は凹状と凸状のものが合わさるようになっています。 関節面の形状が凹と凸であることから、その関節の動きは凹凸の法則にしたがって動きま す。 この法則は関節運動に付随するすべりの法則で、二つの法則があります。 1.凹の法則 動いている関節面が凹なら、すべりは同じ方向になります。 2.凸の法則 動いている関節面が凸なら、すべりは反対方向になります。

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仙腸関節について

 仙腸関節とは腸骨と仙骨が成す関節で仙腸関節の可動性は約5mm程度だと言われていま す。かなり小さい範囲でしか動くことが出来ないのですが、仙骨の上に脊椎が積み重なっ ているようになっている為、脊椎に対して大きな影響をもたらします。仙骨を直接動かせ る筋肉がないため、腸骨の動きにより仙骨が動くようになっています。腸骨の関節面 (腸骨耳状面) が凸状の形状を、仙骨の関節面 (仙骨耳状面) が凹状をしています次に仙腸関節を凸の法則に当てはめて説明致します。

骨盤が閉じる動作をした時

仙骨に対して腸骨が閉じようとした時 (腸骨の内旋) 腸骨耳状面は後方へ移動する為、仙骨は前方に移動します。骨盤の前側が閉じる為、後側の坐骨角はより広がります。 ※関節の形状が平面ではないため、回転を伴います。

骨盤が開く動作をした時

仙骨に対して腸骨が開こうとした時 (腸骨の外旋) 腸骨耳状面は前方へ移動する為、仙骨は後方に移動します。骨盤の前側が開く為、後側の坐骨角は狭くなります。

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図は腸骨が内旋をした時の動作を表したものです。

股関節について

 寛骨臼と大腿骨頭が成す関節で大腿骨の大転子は正中線に対し後方に位置しています。

関節の可動域

屈曲120°、伸展30°、内転20°~30°、外転50°、内旋35°~45° 外旋35°~45°
腸骨の内旋に伴い股関節の内旋、腸骨の外旋に伴い股関節の外旋が考えられます。したが って、股関節の内旋・外旋は仙腸関節に影響をもたらすことが分かります。

膝関節について

大腿骨と脛骨の成す関節です。膝蓋靭帯、内側・外側半月板、内・外側側副靭帯、前・後 十字靭帯によって関節を安定させています。

膝蓋靭帯 ・・・ 関節包の前方を補強し、大腿四頭筋の延長として脛骨粗面に付着します。
内・外側側副靭帯 ・・・ それぞれ関節包の側方を補強し、伸展時の側方移動を防ぎます。
前・後十字靭帯 ・・・ 前十字靭帯は下腿の過度な前方移動 (伸展) を抑制します。
膝蓋靭帯 ・・・ 関節包の前方を補強し、大腿四頭筋の延長として脛骨粗面に付着します。
内・外側側副靭帯 ・・・ それぞれ関節包の側方を補強し、伸展時の側方移動を防ぎます。
前・後十字靭帯 ・・・ 前十字靭帯は下腿の過度な前方移動 (伸展) を抑制します。
後十字靭帯は下腿の過度な後方移動 (屈曲) を抑制します。

関節の可動域

屈曲135°、伸展0°~5°、内・外旋10°
完全伸展位に大腿骨に対し、脛骨粗面は5°外旋をし、屈曲 (90°) 位の時に大腿骨に対し 脛骨は内旋をします。
※完全伸展位の時、膝蓋骨の中心に対し脛骨粗面がやや外側に触れます。屈曲位の時、膝 蓋骨中心と同じラインに脛骨粗面が確認出来ます。

O脚とは? 目次 関節の連動性