PR

老廃物とは

3. 老廃物とは

 生体は細胞の代謝によって生命の維持に必要なエネルギーや物質を生成し、その過程で不必要な物質も造られます。その不要な物質の事を老廃物と呼びます。

 老廃物は主に、二酸化炭素・尿素・尿酸クレアチニンなどの含窒素有機物,種々の有機酸・無機塩などです。老廃物は毛細血管から運ばれ、最終的に呼気・汗・糞尿などに混じって排出されます。

 生体内では炭水化物・タンパク質・脂肪・水などの栄養分を摂取・吸収しその成分を材料として、生命に必要な物質を造る反応や、反対に栄養分や体内成分を分解してエネルギーを得る反応が絶えず行われています。これらすべてを『代謝』といいます。また、古い角質も老廃物であり、規則正しく除去すると良いでしょう。

 栄養や老廃物の運搬は毛細血管を含む循環器が行っており、その働きが衰えると栄養不足や老廃物の蓄積が生じ、細胞の代謝が正常に行われなくなります。

 毛細血管が衰える原因として、デスクワークや立ち仕事などの静的な状態の継続、姿勢の悪さ、筋力の低下、筋肉のアンバランス、内科的疾患、ストレスや緊張による自律神経のバランスの乱れなど様々である。

 老廃物を規則正しく除去、排出するには、軽い運動やストレッチなどで体を動かし筋肉の収縮・弛緩の繰り返しや、マッサージやパックなどで外から刺激を与え毛細血管の働きを活発にする事が大切です。

・クレアチニン

 筋肉の中に含まれるクレアチンという物質が分解されてできた老廃物。

・尿酸

 プリン体が分解してできた老廃物であり、血液中の濃度が高くなると、溶けきれなくなり結晶化する。

・乳酸

 運動によってグリコーゲンやブドウ糖などが使われるときに生成され、蓄積すると通常中性に保たれた筋肉は酸性に傾き、これが原因で筋肉痛などの症状として表れる。

経絡と経穴 目次 リンパについて